留守番電話に入れられた架空請求と思しき録音

個人情報から辿られる架空請求の手口

架空請求の手口は様々です。架空請求の手口について、よく話が聞かれるのはメールでしょう。特にスマートフォンの復旧によって、スマートフォンを狙った架空請求も急増しています。購入した覚えのない商品の代金が請求されたり、ダウンロードしたアプリケーションの利用料金が請求されたり、サイトの利用料が請求されたり、架空請求の内容は様々です。その中でもアプリケーションのダウンロードについては大きなリスクがあります。というのも、動画を見るアプリケーションなどによっては、事業者に電話番号やメールアドレスなどの個人情報が送られてしまうかもしれないからです。

 

またアダルトサイトへのアクセスによる架空請求は多くの被害を出しています、無料かと思って利用したら、料金請求の画面が表示されるようになり、その後料金請求の電話があった。といったケースです。アダルトサイトにアクセスしているという後ろ暗いところがあるためか、または有料とは気がつかなかった自分が悪いように感じて言われるままに料金を支払ってしまったという被害も少なくなりません。

 

架空請求の手口はメールなどだけではありません。郵送や訪問などもあり、電話で架空請求される場合があります。特に携帯電話機への架空請求の電話が増えてきており、音声による架空請求が増加してきています。電話での架空請求では、調査会社や情報サービスなどを騙って、サービスの入会金や利用料、未納分の請求を行います。

 

こうした架空請求の電話がかかっている原因として以前に有料サイトなどを利用したときに氏名や携帯の電話番号、メールアドレスなどの個人情報を取得されてしまったことなどが考えられます。

 

スポンサード リンク

架空請求と思わしき留守電があった時は

電話での架空請求では、架空請求が留守電に入っている場合もあります。留守電を聞くためには1417に電話をします。すると、至急○○○○○○という電話番号に電話をくださいといった伝言が入っています。この留守電にうっかり電話をかけてしまうのは大きな誤りです。というのも電話をかけたことによって相手の電話に着信履歴が残ってしまいますから、名前など個人情報を取得されてしまう可能性があるからです。

 

知り合いであれば、まずは電話をしてくるでしょう。そして応答がないために留守電に電話を入れるはずです。ですから、おぼえのない留守電のメッセージについてはまずは着信履歴を確認することが必要です。もうひとつが伝言にあった電話番号に心当たりがない場合は、すぐに電話をかけるのではなく、そこで冷静になって電話番号を確認することです

電話先を正しく確認しましょう

電話の架空請求についてはサービスの料金センターなどを騙って請求を行うものもあります。留守電に入っていた伝言の電話番号が利用しているサービスのものであれば電話をしてもよいのですが、そうでない場合は架空請求の可能性があるため電話をかけない方がいいでしょう。利用しているサービスの電話番号は、通信料金の請求書や領収書に表記されています。その番号であれば、折り返し電話をして、そうでない場合は電話をしないようにします。

 

架空請求に対しては、無視する、対応しないことが一番です。電話がかかってくる、留守電に伝言が入るということはすでに電話番号を知られている可能性があります。そのため着信拒否をして電話に出ないようにしましょう。

 

電話番号を取得されないためには、非通知設定にするのも対処法のひとつです。知り合いに電話をかけるときだけ186をつけて電話をすれば電話番号が通知されます。架空請求が何件もかかってくるということは電話番号を取得されていることですから、この場合はサービスに電話番号の変更を申し込むことを検討しましょう。電話での架空請求の被害にあわないためには、着信履歴や留守電に入っている電話番号にリダイヤルをしないことです。

スポンサード リンク